「英語の上達のためには、英語を苦手だと思いこまない! 」と、よく言われないですか?
でも、なかなか、上から目線で言われても・・苦手感がなくなることはないですよね・・
苦手だ、と思わせているなにかを、ちょっと深堀りして、その正体を探ってみましょう。
・試験の点数が悪かった
・単語が覚えられなかった
・英文法(ルール)がちんぷんかんぷんだった
・先生にひどいこと言われた
・宿題がつらかった
などなど、個々に原因と思えることが違っているとは思いますが、だいたいは、こんな感じで、原因になっているようです。
そして、思うのですが、これらは英語というより、学校が原因です。
ところで、学校に通う前に、外国の子供は英語を話し、日本の子供は日本語を話しますよね・・。
点数を気にしない(そもそもない)、
無理に覚えようとしない、
ルールは話せるようになってから覚える、
そもそもいやなことをいう先生がいない、
宿題まったくない、
という状態で、子供達は、英語・日本語を話せるんです。
なので、「苦手な勉強」するより、ちょいちょい楽しくトレーニングをしているほうが、英語できるようになります。
英語でコミュニケーション出来ること自体が楽しい
楽しみながらゴールに向かう気持ちが持てると、あれー、なんで苦手だろ、と思っていたんだろうね、と、可笑しくなります。
苦手意識は、悪いことではないんです。 ・・ やってはいけないことをやらない、危険なことをやらない、心が潰れることをやらない、などを防止する、大事な心の防御的な仕組みでもあります。
苦手意識をもったまま、何かを強制的にすすめる、というのは、ブレーキとアクセルの両方を同時に最大にしています。また、結局うまくいかなかった、という気持ちになってしまうと、「苦手意識をさらに強化」する学びになってしまいます。
その点、音読は、自分で上達もできます。明らかに分からないところは自分でネットなどで意味は発音を調べることができます。下手だろうが間違いがあろうが、英語でコミュニケーションをしていると、自分が気が付かない部分の修正もできていきます。
苦手だ、とおもっていたのは、英語ではなく、英語の学習方法だったのではないでしょうか?
学習方法を変えて、英語そのものが好きになり、あとは自分でどんどん上達する人を沢山みてきました。
シャドウイング、絵本の読みきかせ、など、理解しながら練習をすると、子供のように英語のまま修得でき、単語や、文法も、自然と修得していきます。非常に効率がよいです。聞きやすいこと、口に出しやすいことを、続けていれば、だんだん会話らしいもの、になっていきます。
シャドウイングでは、聞いて、理解して、話す、わからないところを調べる、を繰り返してください。机の勉強以外でも、英語を聞く+話す機会をつくってください。初めての方にも、これまで英語でつまづいてきた方々に、これらはお勧めの学習方法です。
ペーパーの読み書きは、話し言葉とは、異なる技能です。