日本人の英語のコミュニケーション能力は、どれくらい?
「 世界最大の英語能力指数 ランキング 」によると、 112カ国中78位 です。

シンガポール
フィリピン
マレーシア
香港
韓国
インド
中国
ネパール
パキスタン
バングラデシュ
ベトナム
)の下にあります。
これは、東洋経済:英語力「112カ国中78位」の日本 > https://toyokeizai.net/articles/-/475201
第2021版 世界最大の英語能力指数 ランキング:
のレポートです。 全国民が教育を受けられない国よりも下になっていたりします。
英語コミュニケーション能力と、(日本の)英語試験による能力の違い
今、日本で英語を学ぶ人の目的が、「試験」かもしれません。英語の試験=(大学受験、TOEIC、英検)などになっているのかもしれません。それで、日本での教育英語も、試験も授業も、点数を取るためのものになっていて、英語の試験を英語、と思っている人が多いのかもしれません。
そして、日本においては、どんな先生や採点者でも、「公平に点数をつけられる試験」が長年、つくられてきました。 そのシステムがあまりにも長くつづいて、そういう英語を勉強をし、英語の授業やテストで点数をとった人が先生となり、学ぶほうも、ペーパーな英語の試験が英語となってしまったのかもしれません。
試験の多くは、印刷されている英語の文章を正確に読めて、日本語が与えられれば、英語に訳せる、というものが英語になっています。
FAXや郵便、メールが主体のお仕事であれば、それでも良かったのですが、それが充分できたとしても、海外の小さい子供と会話することも難しく、映画やドラマの会話も聞き取れない、そういう英語、となってしまいました。
一時的に試験英語の力得たとしても、試験英語では、日常での生きた口頭の英語にふれる機会や楽しむことができず、試験向けの知識や技能は、実際にはつかわないので、結局は忘れてしまうのでしょう。
そして、文法や語彙をいくら増やして、試験の正解を導くような勉強を、英語文章を日本語にする勉強を、何十年も積み重ねたとしても、誰もコミュニケーションが出来るようには、なりませんでした。
それは以前からわかっていることでしたが、何も変えられず、他の国に英語でもビジネスでも抜かれしまっている、というのが現在まで続いている「日本の英語」の状況です。これまでのことは仕方がないとして、その教育が子供達にも続いていってしまっています。
これでは、後世から、私達の世代も、全く学びがない世代だったね、と指摘されることでしょう。
耳と口をたくさん使ってトレーニング
同時通訳の養成では、シャドウイングのトレーニングが用いられてきました。
シャドウイングとは、まず音声を聞いて、それがどういう単語であるか記憶し理解して、同じように話す、というものです。繰り返しているうちに瞬時性が高まりますし、耳の神経、口の筋肉も修正・最適化されていきます。
TraEnglish では、AIをもちいてシャドウイングが出来ます。AIなので、どんな文章でも、短時間に、大量に、一人で、好きなだけ、トレーニングできます。
TraEnglishのAIによる自然なアメリカ英語で、「シャドウイング」を暫く続けていきましょう。
「自分」が中心となった文章にすれば、自分の興味、自分が伝えたい事、自分がやりたい事、を伝える道具として、自然に自然な英語の能力を獲得できます。英語コミュニケーション能力が劇的に伸ばせるのは、本当にあなたが言いたい事、聞きたいこと、を耳や口をつかって、トレーニングしていくことだと思っています。
TraEnglishでは、試験の文章(社会問題や時事問題など)ではなくて、「自分が言いたい、自分がわかりたい英語」を、 自然に、効率的に、楽しくサポートしたいと思っています。
AIシャドウイングのやり方は簡単です。聞いたことを理解(単語・文章)して、言うだけです。なるべく毎日続けること、読み終わった瞬間に理解しているようになるまで、興味のある英文、言いたい英文を繰り返し読むこと、が大事だと思います。
繰り返しが大事な理由は、まず、単語の意味がわかること、次に、動詞などの使い方が分かること、そして、フレーズのかたまりや、そのつながりが分かるようになる必要があるからです。長い文のヒアリングで、1回聞いて全部分かればよいのですが、シャドウイングを繰り返すことで、だんだんと頭の中が整理されて、聞けて言えるようになる、と思います。
自分で何度も繰り返していくことで、試験や、英語教育にはない、能力獲得のヒント・気づきがあると思います。